「SNSを始めてみたけれど、なかなかお客様が増えない…」そんな悩みを抱えていませんか?
リフォーム業界では、高額な商品だからこそ、お客様との信頼関係が何より大切です。本記事では、リフォーム会社に特化した、SNSを使った効果的な集客方法を5つのステップで解説します。施工事例の見せ方、お客様の不安を解消する発信内容、問い合わせにつながる導線設計まで、Web初心者の方でも今日から実践できるノウハウをわかりやすくお伝えします。広告費をかけずに、あなたの会社を信頼し、応援してくれるファンを増やしていきましょう。
なぜ今、SNSでファンづくりが必要なのか
リフォーム業界を取り巻く環境は、ここ数年で大きく変化しています。お客様がリフォーム会社を探す方法も、昔ながらのチラシや紹介だけでなく、インターネット、特にSNSを使った情報収集が主流になってきました。
この章では、リフォーム会社がなぜ今SNSに力を入れるべきなのか、その理由を3つの視点から解説していきます。
広告費をかけずに集客できる時代の到来
従来のリフォーム会社の集客といえば、新聞折込チラシ、住宅情報誌への広告掲載、リスティング広告など、多くの広告費が必要でした。1件の問い合わせを獲得するために、数万円から数十万円のコストをかけることも珍しくありません。
しかし、SNSの登場によって、この状況は大きく変わりました。Instagram、Facebook、X(旧Twitter)などは基本的に無料で開設でき、スマートフォン1台あれば今日からでも情報発信を始められます。
積み重ねが資産になる
チラシや広告は配布が終われば効果も終わりますが、SNSの投稿は一度発信すれば半永久的にインターネット上に残ります。過去の施工事例が、数ヶ月後、数年後にも新しいお客様の目に留まり、問い合わせにつながることも珍しくありません。
投稿を続けることで、あなたの会社の実績や信頼性が目に見える形で蓄積されていきます。これは、お金では買えない貴重な資産です。また、SNSで定期的に情報発信をしていると、Googleなどの検索エンジンでも見つけてもらいやすくなる効果もあります。
一度きりのお客様を「応援したくなるファン」に変える力
リフォームは一生のうちに何度も経験するものではなく、多くのお客様にとって一度きりの大きな買い物です。しかし、SNSを活用することで、この関係性を大きく変えることができます。
工事後も続く関係性
SNSでつながっていれば、工事が終わった後もお客様との関係は続きます。あなたが投稿する施工事例、住まいのお手入れ方法、季節ごとのメンテナンスのコツなどを、お客様は自然と目にします。「この会社、工事が終わった後もちゃんと役立つ情報を発信してくれているな」という印象が積み重なることで、信頼感と親近感が育っていきます。
紹介が自然に生まれる
過去のお客様があなたの投稿を見て「そういえば、友人もキッチンのリフォームを考えていたな」と思い出し、自然に紹介してくれることがあります。また、投稿に「いいね」やシェアをしてくれることで、そのお客様の友人や知人にもあなたの会社の存在が広がります。
人は、顔が見える相手、想いが伝わる相手を応援したくなるものです。SNSで職人さんの仕事ぶりや会社の理念を発信することで、あなたの会社は単なる「工事業者」から「応援したくなる存在」へと変わっていきます。
SNSとホームページを連携させる3つのメリット
SNSとホームページを連携させることで、さらに大きな効果が生まれます。
メリット1:信頼性が格段に高まる
お客様がリフォーム会社を選ぶとき、最も重視するのは「信頼できるかどうか」です。SNSで興味を持ったお客様が「もっと詳しく知りたい」と思ったとき、ホームページがあれば会社概要、施工実績、料金の目安、お客様の声など、より詳細な情報を提供できます。この「深掘りできる場所」があることが、信頼につながります。
メリット2:それぞれの役割分担で効果的に集客
SNSは新しいお客様との出会いや親近感の醸成が得意で、ホームページは詳細情報の提供や問い合わせの受付が得意です。この2つを連携させることで、「SNSで興味を持ってもらい、ホームページで信頼してもらい、問い合わせにつなげる」という理想的な流れを作ることができます。
メリット3:お客様の行動データが見えるようになる
ホームページに専用のツールを設定すると、どのSNSから何人訪問したか、どのページがよく見られているかといったデータが見えるようになります。このデータを分析することで、より効果的な情報発信ができるようになります。
あなたのビジネスに合ったSNSの選び方
「SNSを始めたいけれど、どれを選べばいいかわからない」という声をよく聞きます。実は、それぞれのSNSには得意分野があり、リフォーム会社の特性や目的によって最適な選択肢が変わります。この章では、主要なSNSの特徴と、あなたの会社に合った選び方を解説します。
Instagram・X(旧Twitter)・Facebook・TikTok、それぞれの得意分野
Instagramの特徴 写真や動画を中心に発信するSNSで、リフォームの「ビフォーアフター」や美しい施工事例を見せるのに最適です。30代〜40代の女性ユーザーが多く、住まいに関心が高い層にリーチできます。ハッシュタグを使うことで、あなたの会社を探している人に見つけてもらいやすくなります。
X(旧Twitter)の特徴 短い文章での発信が中心で、リアルタイム性が高いSNSです。「本日の施工現場」など、タイムリーな情報発信に向いています。拡散力が高く、良い投稿は多くの人に届く可能性があります。
Facebookの特徴 実名登録が基本で、40代〜60代のユーザーが多く、リフォームを検討する年齢層と重なります。長文や複数枚の写真も投稿でき、施工の詳しい説明や会社のストーリーを伝えやすいのが特徴です。
TikTokの特徴 短い動画を投稿するSNSで、10代〜20代の若い世代が中心です。職人技や施工過程を短い動画で見せると、意外な反響を得られることもあります。
商品やサービスの特徴から逆算する最適なSNS診断
デザイン性の高いリフォームが得意な会社 おしゃれなキッチンやバスルームなど、ビジュアルで魅せられる施工事例が多い場合は、Instagramが最適です。写真の美しさが直接的に魅力として伝わります。
地域密着型で信頼重視の会社 地元での実績が豊富で、お客様との長い関係性を大切にしている会社は、Facebookがおすすめです。実名制のため信頼性が高く、地域のコミュニティとのつながりも作りやすいプラットフォームです。
職人技や施工過程を見せたい会社 熟練の職人が在籍している場合は、Instagramのリール動画やTikTokが向いています。タイル貼りの技術など、プロの仕事ぶりは多くの人の関心を集めます。
複数のターゲット層にアプローチしたい会社 まずInstagramとFacebookの2つから始めるのが現実的です。Instagramで視覚的な魅力を伝え、Facebookで詳細な情報と信頼性を構築する組み合わせが効果的です。
初心者でも無理なく続けられるSNS運用の始め方
まずは1つのSNSに絞る 最初から複数のSNSに手を出すのではなく、1つに集中しましょう。リフォーム会社の場合、Instagramか、Facebookのどちらかがおすすめです。
週2〜3回の投稿から始める 毎日投稿する必要はありません。週に2〜3回、質の高い投稿をする方が効果的です。曜日を決めておくと、ネタ切れも防げます。
スマートフォンで撮影した写真でOK プロのカメラマンに依頼しなくても、スマートフォンで十分です。明るい場所で撮影し、施工前後の比較写真を用意しましょう。
投稿のテンプレートを作る 毎回ゼロから考えるのは大変なので、投稿の型を作っておきましょう。「写真→悩み→解決→お客様の感想→ハッシュタグ」という流れを決めておけば、迷わず投稿できます。再試行
ファンが自然に集まる発信内容の作り方
SNSを始めたものの、何を投稿すればいいのか分からない、投稿してもなかなか反応がない…そんな悩みを持つリフォーム会社は少なくありません。この章では、お客様が自然と集まってくる発信内容の作り方を解説します。
「売り込み」ではなく「価値提供」が共感を生む理由
SNSでよくある失敗は、「キャンペーン実施中!」「今すぐお問い合わせください!」といった売り込み投稿ばかりになってしまうことです。これでは、お客様はすぐに離れていってしまいます。
大切なのは、「価値提供」の視点です。お客様が「この情報、役に立つな」「この会社、信頼できそう」と感じる投稿を続けることで、自然とファンが増えていきます。
例えば、「水回りのカビを防ぐ3つの習慣」「リフォーム費用を抑えるコツ」「失敗しないリフォーム会社の選び方」といった、お客様の生活に役立つ情報を発信しましょう。売り込みではなく、まず与えることで、信頼関係が生まれます。
お客様の悩みや疑問を解決する投稿ネタの見つけ方
「役立つ情報を発信しましょう」と言われても、具体的に何を投稿すればいいか迷うかもしれません。実は、お客様との日常のやり取りの中に、ネタのヒントがたくさん隠れています。
お客様からよく聞かれる質問をリストアップしてみましょう。「リフォームっていくらかかるの?」「工事期間中、家にいなきゃダメ?」「どこまで自分で決めないといけないの?」こうした疑問に答える投稿は、多くの人の役に立ちます。
また、施工中に気づいた「お客様の家でよく見る問題」も良いネタになります。「築20年以上の家で多いのが、この部分の劣化です」といった専門家ならではの気づきは、価値ある情報です。
プロフィール欄で第一印象を劇的に変える5つのポイント
SNSのプロフィール欄は、お客様が最初に目にする「会社の顔」です。ここで良い印象を与えられるかどうかが、フォローしてもらえるか、問い合わせにつながるかを左右します。
1. 何の会社か一目で分かるようにする 「大阪のリフォーム会社」「水回り専門」など、何をしている会社かを最初の一行で明確に伝えましょう。
2. どんなお客様の役に立てるかを書く 「築20年以上の戸建てリフォームが得意」「予算に合わせた提案が可能」など、具体的に書くことで、該当するお客様に響きます。
3. 実績や信頼の証を入れる 「施工実績500件以上」「創業30年」など、安心材料になる情報を入れましょう。
4. ホームページへのリンクを必ず設置 詳しく知りたいお客様のために、リンクは必須です。
5. 問い合わせ方法を明記 「DMでお気軽にご相談ください」と一言あるだけで、ハードルが下がります。再試行
フォロワーとの信頼関係を深める交流テクニック
SNSは一方的に情報を発信するだけのツールではありません。お客様との双方向のコミュニケーションを通じて、信頼関係を深めることができます。この章では、フォロワーとの交流を深め、ファンになってもらうためのテクニックを紹介します。
コメントやメッセージへの返信で差がつく対応の基本
投稿にコメントやメッセージをもらったとき、どう返信するかで大きく印象が変わります。ここでの対応が、お客様があなたの会社のファンになるか、それとも離れていくかの分かれ道です。
24時間以内に返信する コメントやメッセージには、できるだけ早く返信しましょう。遅くとも24時間以内が理想です。「忙しいのに、ちゃんと返信してくれた」という印象が、信頼につながります。
質問には丁寧に答える 「リフォーム費用はいくらですか?」といった質問には、「物件の状態によって変わりますが、一般的には〇〇万円からです。詳しくはDMでご相談ください」と、具体的かつ親切に答えましょう。
感謝の気持ちを伝える 「素敵ですね!」といったポジティブなコメントには、「ありがとうございます!お客様にも喜んでいただけました」と、感謝を込めて返信します。定型文ではなく、一言でも自分の言葉を添えることで、温かみが伝わります。
「いいね」や「保存」をしてもらいやすい投稿の工夫
SNSでは、「いいね」や「保存」が多い投稿ほど、多くの人に表示されやすくなります。つまり、これらのアクションを増やすことが、新しいお客様との出会いにつながります。
ビフォーアフターの比較写真 リフォームの成果が一目で分かる比較写真は、最も反応が良い投稿です。「こんなに変わるんだ!」という驚きが、いいねや保存を生みます。
保存したくなる情報をまとめる 「キッチンリフォームの費用相場」「リフォーム会社を選ぶ5つのポイント」など、後で見返したくなる情報は保存されやすくなります。保存が増えると、その投稿はより多くの人に届きます。
共感を呼ぶストーリー お客様の悩みや、それをどう解決したかというストーリーは共感を生みます。「このキッチン、20年使って扉が壊れて困っていたんです…」というリアルな声は、同じ悩みを持つ人の心に響きます。
SNSからホームページへ誘導して成果につなげる導線設計
SNSで情報発信をして、フォロワーが増えても、それだけでは売上にはつながりません。最終的には、ホームページへ誘導し、問い合わせや資料請求といった具体的なアクションにつなげる必要があります。この章では、SNSからホームページへスムーズに誘導する導線設計について解説します。
プロフィールリンクを最大限活用する設定のコツ
多くのSNSでは、投稿内にリンクを貼っても、クリックできないか、目立たない仕様になっています。そのため、プロフィール欄のリンクが、ホームページへ誘導する最も重要な入口となります。
トップページではなく専用ページへ誘導 プロフィールリンクは、単にホームページのトップページを設定するのではなく、「SNSを見た方専用のページ」を作って誘導すると効果的です。例えば、「Instagram経由の方限定!無料相談実施中」といったページを用意することで、クリック率が大きく上がります。
リンクツリーで複数の選択肢を提供 「Linktree(リンクツリー)」などの無料サービスを使うと、1つのリンクから複数のページに誘導できます。「施工事例を見る」「費用相場を知る」「無料相談に申し込む」など、お客様の興味に合わせた選択肢を用意しましょう。
定期的にリンク先を見直す キャンペーンを実施している時期は、そのキャンペーンページへのリンクに変更するなど、定期的に見直すことで、常に最新の情報へ誘導できます。
投稿からスムーズに商品ページへ誘導する自然な流れ
投稿を見て興味を持ったお客様を、自然な流れでホームページへ誘導することが重要です。露骨な売り込みではなく、「もっと知りたい」という気持ちに応える形で誘導しましょう。
投稿の最後に一言添える 施工事例の投稿の最後に、「この事例の詳しい内容や費用については、プロフィール欄のリンクからご覧いただけます」と自然に誘導します。押し付けがましくなく、興味がある人だけが見に行ける導線が理想的です。
ストーリーズを活用する Instagramのストーリーズ機能では、フォロワーが1万人を超えると、投稿に直接リンクを貼ることができます。それ以下でも、「質問はこちら」というステッカーを使って、DMでの問い合わせを促すことができます。ストーリーズは24時間で消えるため、気軽に見てもらいやすいのが特徴です。
具体的なメリットを伝える 「ホームページでは、この施工事例の工事期間や費用の内訳も公開しています」と、ホームページに行くことで得られる具体的なメリットを伝えることで、クリック率が上がります。
継続的にファンを増やし続けるための改善サイクルの回し方
SNS運用は、一度仕組みを作ったら終わりではありません。継続的に改善していくことで、より多くのファンを獲得し、成果を上げ続けることができます。
月に1度、数字を振り返る フォロワー数、投稿のいいね数、ホームページへのアクセス数など、月に1度は数字を確認しましょう。「先月より増えているか」「どの投稿の反応が良かったか」を見ることで、改善のヒントが見えてきます。
うまくいった投稿を分析する 反応が良かった投稿は、なぜ良かったのかを考えましょう。写真の撮り方、文章の書き方、投稿の時間帯など、成功パターンを見つけて再現することで、安定して成果を出せるようになります。
お客様の声を取り入れる コメントやメッセージでいただいた質問や要望は、次の投稿ネタに活かしましょう。「こういう情報が知りたい」というお客様の声に応えることで、より多くの人に響く発信ができます。
3ヶ月に1度、大きく見直す 3ヶ月に1度は、発信内容やプロフィール、ホームページへの導線全体を見直しましょう。時代やお客様のニーズは変化します。常に最適な状態を保つことが、長期的な成果につながります。再試行
まとめ
リフォーム会社がSNSでファンを増やすためには、ただ投稿するだけでなく、戦略的な取り組みが必要です。
まず、広告費をかけずに継続的に集客できるSNSの力を理解し、一度きりのお客様を応援してくれるファンへと変える関係性を築きましょう。Instagram、Facebook、X、TikTokの中から、あなたの会社の強みに合ったSNSを選び、無理なく続けられるペースで運用を始めることが大切です。
発信内容は「売り込み」ではなく「価値提供」を意識し、お客様の悩みや疑問に答える情報を届けましょう。プロフィール欄を整え、コメントには丁寧に返信し、アンケート機能なども活用してお客様との信頼関係を深めていきます。
そして、SNSで興味を持ってもらったお客様を、ホームページへスムーズに誘導し、問い合わせという成果につなげる導線を設計しましょう。月に1度は数字を振り返り、改善を続けることで、継続的にファンを増やし、売上アップを実現できます。
今日からできることを一つずつ始めて、あなたの会社のファンを増やしていきましょう。
