リフォーム会社の集客方法が大きく変わっています。従来のチラシや電話帳だけでは、スマホで情報収集する40〜60代のお客様に届きにくくなっているのが現実です。
そこで注目されているのが、X(旧Twitter)を使った集客方法。「SNSは若者向けでは?」と思われるかもしれませんが、実は地域密着型のリフォーム会社との相性が抜群です。広告費ゼロで始められ、毎日お客様候補に直接アプローチできる強力なツールなのです。
本記事では、X運用が初めての方でも迷わず実践できるよう、アカウント設計から投稿内容の作り方、継続できる運用スケジュール、実際に問い合わせを獲得する導線設計まで、ステップバイステップで完全解説します。難しいWeb知識は不要。スマホ1台、1日15分から始められます。
なぜ今リフォーム会社にX集客が必要なのか―3つの時代背景
チラシ・電話帳だけでは届かない世代が増えている
リフォームを検討する40〜60代の多くが、今やスマホで業者を探す時代になりました。
「新聞を取らない」「電話帳を見ない」家庭が急増し、従来の紙媒体による集客効果は年々低下しています。
実際、リフォームを依頼する前に、約7割の人がインターネットで情報収集を行うというデータもあります。
特にXでは、リアルタイムの施工事例や口コミを確認でき、会社の雰囲気や人柄まで伝わるため、安心して問い合わせできると支持されています。
「ネットは苦手」と思われがちな世代も、SNSで日常的に情報を得る習慣が定着しており、この流れに対応できない会社は、見込み客との接点を失いつつあるのです。
無料で始められる最強の集客ツール
Xの最大の魅力は、初期費用・月額費用が一切かからず、今日から誰でも始められる点です。
チラシなら1回の配布で数万円、新聞広告なら数十万円かかるところ、Xは完全無料で毎日情報発信できます。
さらに、ホームページを持っていなくても、X上で施工事例やお客様の声を紹介し、信頼を積み上げることが可能です。
小さなリフォーム会社でも、大手企業と同じ土俵で勝負でき、投稿内容の質と継続力さえあれば、フォロワー数千人規模のアカウントを育てることも夢ではありません。
広告費を抑えながら、着実に見込み客との接点を増やせる、まさに最強の集客ツールなのです。
地域密着型ビジネスとXの相性が抜群に良い
Xには位置情報や地域名で検索する機能があり、「横浜市 リフォーム」「川崎 外壁塗装」といったキーワードで情報を探す人に直接届けられます。
地元のイベント参加報告や「今日は○○町で施工中です」といった投稿は、同じ地域に住む人の親近感を呼び、「近所の業者なら安心」という信頼につながります。さらに、満足したお客様があなたの投稿をリポスト(再投稿)することで、その友人・知人へと口コミが自然に広がる仕組みも魅力です。
地域に根ざした丁寧な仕事をしている会社ほど、Xを通じて評判が広がりやすく、紹介案件の増加も期待できます。まさに地域密着型ビジネスに最適なツールです。
まず最初にやるべき「Xアカウント設計」4ステップ
アカウントの基本設定―第一印象で信頼を得る
Xアカウントで最初に見られるのがプロフィールです。
プロフィール写真は会社のロゴマークか、代表者の笑顔の顔写真を設定しましょう。人の顔が見えると親近感と信頼感が生まれます。プロフィール文には「誰に」「何を」提供する会社なのかを明確に記載します。
例:「横浜市でリフォーム一筋20年|水回り・外壁塗装が得意|無料相談受付中」といった具合です。
ヘッダー画像には施工事例のビフォーアフター写真や、職人が作業している様子を使い、会社の雰囲気を視覚的に伝えましょう。連絡先(電話番号・公式LINE・ホームページURL)も忘れずに記載します。この第一印象で「信頼できそう」と思ってもらえるかが、フォローされるかの分かれ道です。
フォローすべきアカウントの選び方
X集客を始めたら、まず積極的にフォローしていきましょう。
フォローすべきは、
①地域の情報アカウント(市区町村の公式、商工会議所、地元メディア)、
②リフォームに関心がある層(DIY好き、インテリア好き、住宅関連の投稿をしている人)、
③同業者のアカウント(情報収集とベンチマーク)の3種類です。特に地元の人や地域イベントに参加している人をフォローすることで、「地域密着の会社」として認知されやすくなります。
フォローされ返す(フォローバック)確率も高まり、自然とフォロワーが増えていきます。ただし1日に100人以上の大量フォローは避け、20〜30人程度を目安に、関連性のあるアカウントを丁寧に選びましょう。
投稿の「型」を3パターン決めておく
毎日「何を投稿しよう」と悩んでいては続きません。
最初に投稿の「型」を3パターン決めておくと、スムーズに運用できます。
【パターン1:施工事例紹介(週2回)】ビフォーアフター写真と工期・費用を添えて投稿。
【パターン2:お役立ち情報(週2回)】リフォームの補助金制度、メンテナンスのタイミング、失敗しない業者選びなど専門知識を発信。
【パターン3:日常・人柄が見える投稿(週3回)】「今日は○○で作業中」「職人の昼食風景」など会社の雰囲気を伝える内容です。この3パターンをローテーションすることで、営業色が強すぎず、親しみやすいアカウントに育ちます。型があれば初心者でも迷わず投稿できます。
フォロワーが自然に増える「投稿内容」の作り方
「売り込まない」投稿が問い合わせを生む理由
Xで「今すぐリフォームしませんか!」と毎日営業をかけても、フォロワーは増えません。
なぜなら、今すぐリフォームしたい人は全体のわずか数%で、大多数は「いつか検討したい」「情報収集中」の段階だからです。
この層に対して売り込むと、うっとうしがられてフォローを外されます。逆に「役立つ情報を無償で提供する」姿勢で発信し続けると、「この会社は親切で詳しい」と専門家として認知され、信頼関係が築かれます。
そして実際にリフォームを考えた時、真っ先に思い出してもらえるのです。「売り込まない投稿」こそが、長期的に安定した問い合わせを生む最も効果的な戦略なのです。焦らず、じっくり信頼を積み上げましょう。
スマホ1台でできる「魅せる写真」の撮り方
X投稿で最も重要なのが写真です。
高価なカメラは不要、スマホ1台で十分魅力的な写真が撮れます。
【コツ1:ビフォーアフター写真は同じアングル・同じ時間帯で撮影】変化が一目で分かり、インパクトが増します。
【コツ2:自然光を使って明るく撮る】晴れた日の午前中がベスト。暗い写真は印象が悪くなります。
【コツ3:余計なものを写さない】工具や資材が散乱していると雑な印象に。撮影前に整理整頓を。
【コツ4:加工アプリは使わない】スマホの標準機能で明るさ調整する程度でOK。過度な加工は不自然で信頼を損ないます。シンプルで明るく、丁寧な仕事ぶりが伝わる写真を心がけましょう。
反応が取れる投稿文章の3つのコツ
写真が良くても、文章が読みにくいと素通りされます。反応が取れる文章には3つのコツがあります。
【コツ1:1文は短く、改行を多めに】長文はスマホで読みづらいため、2〜3行ごとに改行して読みやすく。
【コツ2:専門用語を避け、中学生でも分かる言葉で】「躯体」→「建物の骨組み」、「養生」→「周りを保護する作業」など、誰でも理解できる表現を使いましょう。
【コツ3:最後に質問を入れてコメントを促す】「皆さんはリフォームで気になることはありますか?」と問いかけると、コメントがもらいやすくなります。コメントが増えるほど投稿が多くの人に表示される仕組みなので、対話を意識した文章を心がけましょう。
成果を出すための「継続できる運用スケジュール」
1日15分でできる無理のない投稿ルーティン
X運用で最も大切なのは「継続すること」です。完璧を目指して疲れるより、毎日少しずつ続けることが成果につながります。おすすめは1日15分の3回投稿ルーティンです。
【朝8時(5分):移動中や朝礼前に「おはようございます。今日は○○市で外壁塗装です」と挨拶投稿】
【昼12時(5分):昼休みに施工現場の写真を1枚撮ってアップ。一言コメントを添えるだけでOK】
【夜21時(5分):寝る前に「今日もお疲れ様でした。明日は○○の作業です」と締めの挨拶】このルーティンなら無理なく続けられ、毎日顔を出すことでフォロワーに覚えてもらえます。完璧な投稿より、継続する習慣が何より重要です。
ネタ切れを防ぐ「投稿ストック」の作り方
「今日は何を投稿しよう…」と毎日悩んでいては続きません。ネタ切れを防ぐには、日頃から投稿ストックを溜めておくことが重要です。
【施工写真は多めに撮る】ビフォーアフターだけでなく、作業中の写真、完成した細部のアップなど、1つの現場で20〜30枚撮影しておきましょう。
【お客様の声はすぐメモ】「ありがとう」と言われたら、その場でスマホにメモ。後日許可を得て投稿できます。
【季節ごとのリフォーム豆知識をリスト化】「梅雨前の外壁チェックポイント」「冬の結露対策」など、季節ネタは毎年使えます。ストックが20個あれば、約1ヶ月分の投稿ネタになり、心に余裕が生まれます。
効果測定で改善―見るべき3つの数字
投稿を続けるだけでなく、「どんな投稿が反応が良いか」を分析して改善することで、成果は加速します。見るべき数字は3つです。
【①インプレッション(表示回数)】何人に投稿が見られたか。これが増えないと始まりません。
【②エンゲージメント(反応数)】いいね・リポスト・コメントの合計。共感や興味を持たれた証拠です。
【③プロフィールクリック数】投稿を見て「この会社をもっと知りたい」と思った人の数。問い合わせ一歩手前の重要指標です。反応が良かった投稿の特徴(写真の種類、文章のトーン、投稿時間)を分析し、次に活かしましょう。週に1回、5分だけ振り返る習慣をつけるだけで、確実に成果が上がります。
X経由で実際に問い合わせを獲得する5つの導線設計
プロフィールに問い合わせ先を分かりやすく設置
どんなに良い投稿をしても、問い合わせ方法が分からなければ機会を逃します。
プロフィール欄には必ず連絡先を明記しましょう。
【電話番号】すぐ相談したい人向けに「📞090-XXXX-XXXX(平日9-18時)」と記載。
【公式LINE】気軽に質問できる窓口として「友だち追加はこちら→(URL)」。
【問い合わせフォーム】ホームページやGoogleフォームのリンクを設置。さらに「無料相談受付中」「見積もり無料」など、行動を促す一言を添えると効果的です。リンクは短縮URL(bit.lyなど)を使うとスッキリ見やすくなります。プロフィールは名刺代わり。ここを見れば連絡方法がすぐ分かる状態にしておくことが、問い合わせ獲得の第一歩です。
投稿からホームページへの自然な誘導方法
X投稿だけで全てを伝えるのは難しいため、ホームページやブログへ自然に誘導する工夫が必要です。
【方法1:「詳しくはプロフィールのリンクから」と明記】施工事例の投稿に「他の事例も多数掲載中!プロフィールのリンクからご覧ください」と添えます。
【方法2:続きはブログで】「この工事の詳細な工程はブログで公開しています」と興味を持たせて誘導。
【方法3:期間限定情報で緊急性を】「今月末まで補助金申請サポート実施中!詳細は→(URL)」と期限を設けると行動を促せます。ただし、毎回リンクを貼ると営業色が強くなるため、10投稿に1回程度が適切です。自然な流れでホームページに誘導しましょう。
DMやコメントへの返信で信頼関係を築く
X経由の問い合わせの多くは、DM(ダイレクトメッセージ)やコメントから始まります。
ここでの対応が成約の鍵を握ります。
【24時間以内に丁寧に返信】「見積もりをお願いしたい」というDMには、遅くとも翌日までに返信。早い対応が信頼につながります。
【否定的なコメントこそ誠実に】「高そう」「本当に大丈夫?」といった不安の声には、感情的にならず丁寧に説明を。その対応を他の人も見ています。
【返信は他の人にも見られることを意識】コメント欄でのやり取りは公開されるため、誰が見ても好印象な言葉遣いを心がけましょう。一つ一つの返信が、あなたの会社の姿勢を表します。丁寧な対話で信頼を積み重ねることが、最終的な問い合わせ獲得につながります。
まとめ
リフォーム会社がX集客で成果を出すには、正しいステップを踏むことが重要です。
まずアカウント設計でプロフィールを整え、地域や関心層を丁寧にフォローしましょう。
投稿は「売り込まない」姿勢が鍵で、施工事例、お役立ち情報、日常風景の3パターンをローテーションすることで親しみやすいアカウントに育ちます。
継続するには1日15分の無理のないルーティンを作り、投稿ストックを溜めてネタ切れを防ぎます。効果測定でインプレッション、エンゲージメント、プロフィールクリック数を確認し、反応の良い投稿を分析して改善しましょう。
最終的な問い合わせ獲得には、プロフィールに連絡先を明記し、投稿から自然にホームページへ誘導する導線設計が必要です。DMやコメントには24時間以内に丁寧に返信し、信頼関係を築きましょう。無料で始められるXを正しく運用すれば、着実に集客につながります。
