リフォーム会社がまず見直すべきホームページの3つのポイント

ホームページを持っているのに問い合わせが増えない、そんな悩みを抱えているリフォーム会社の経営者は少なくありません。

実は、ホームページで成果が出ない原因は明確です。それは「お客様が知りたい情報」と「ホームページに載っている情報」がズレているからです。

この記事では、Web制作の専門知識がなくても今日から改善できる、ホームページの3つの重要ポイントをご紹介します。お客様が最初に見るトップページ、信頼を得るための施工事例、そして不安を解消する料金説明。これらを見直すだけで、問い合わせ数は大きく変わります。

難しい専門用語は一切使わず、実際にすぐ行動できる内容だけをまとめました。ぜひ最後までお読みください。

目次

お客様が最初に見る「トップページ」を改善する

トップページはお客様が最初に目にする「会社の顔」です。

どんなに良いサービスを提供していても、トップページで興味を持ってもらえなければ、他のページを見てもらうことすらできません。統計によると、訪問者の約7割がトップページだけを見て離れてしまうと言われています。

つまり、トップページの出来が集客の成否を左右するのです。

特に重要なのは、ページを開いた瞬間に表示される「ファーストビュー」と呼ばれる部分です。ここで「この会社は自分の求めているリフォームをしてくれそうだ」と感じてもらえるかどうかが勝負です。会社名や綺麗な写真だけでなく、お客様にとってのメリットが3秒で伝わる工夫が必要です。

今のトップページを見直して、本当にお客様の心を掴めているか確認してみましょう。

3秒で伝わる会社の強みを表示する

お客様はホームページを開いて3秒以内に「このページは自分に関係があるか」を判断します。

その短い時間で会社の強みを伝えられなければ、すぐに別のホームページへ移動してしまいます。「リフォームのことなら何でもお任せください」といった抽象的な言葉ではなく、「水回り専門30年」「マンションリフォーム実績500件」「横浜市密着・即日見積もり対応」のように、具体的で分かりやすい強みを大きく表示しましょう。

また、お客様の悩みに寄り添う言葉も効果的です。

「古いキッチンを使いやすく」「寒い浴室を暖かく」など、お客様が共感できるメッセージをキャッチコピーとして使うと、「この会社は自分の悩みを分かってくれる」と感じてもらえます。

写真だけに頼らず、言葉で明確に伝えることが大切です。

電話番号と問い合わせボタンをすぐ見つけられる位置に

せっかくお客様が「この会社に相談したい」と思っても、連絡方法が見つからなければ問い合わせは生まれません。

電話番号は画面の一番上に大きく表示し、スマートフォンで見たときにタップするだけで電話がかけられる仕組み(クリックtoコール)にしましょう。また「無料見積もりはこちら」「LINEで相談」などの問い合わせボタンは、目立つ色(オレンジや緑など)で配置し、ページをスクロールしても常に表示される「追従ボタン」にすると効果的です。

お客様は「今すぐ聞きたい」と思った瞬間に行動します。そのタイミングを逃さないために、どのページからでも、画面のどの位置にいても、すぐに連絡できる導線を作ることが問い合わせ数を増やす最も確実な方法です。

ごちゃごちゃした情報を整理してシンプルに

情報をたくさん詰め込めば良いというわけではありません。むしろ、情報が多すぎると何が重要なのか分からず、お客様は混乱して離れてしまいます。トップページに必要な情報は「会社の強み」「主なサービス内容」「施工事例」「お客様の声」「問い合わせ方法」の5つで十分です。

細かい会社の沿革や代表挨拶は別ページに移し、トップページはシンプルに保ちましょう。また、文字の大きさやフォント、色使いもバラバラだと読みにくくなります。見出しは大きく、本文は読みやすい大きさに統一し、色は3色程度に抑えることで洗練された印象になります。

「あれもこれも伝えたい」気持ちは分かりますが、情報を絞り込むことで、本当に伝えたいメッセージが届きやすくなります。余白を恐れずシンプルを心がけましょう。

信頼を生む「施工事例ページ」を充実させる

リフォームは完成するまで仕上がりが見えない商品です。

だからこそ、お客様は「この会社に頼んで本当に大丈夫だろうか」と不安を感じています。その不安を解消する最も効果的な方法が、充実した施工事例ページです。実際に施工した写真や詳細な説明があれば、お客様は自分の家がどう変わるのか具体的にイメージでき、安心して問い合わせができます。

多くのリフォーム会社のホームページを見ると、事例が数件しか載っていなかったり、写真だけで説明がなかったりします。これは非常にもったいないことです。過去に手がけた工事の記録を丁寧にまとめて公開することで、技術力と実績をアピールでき、競合他社との差別化にもなります。

施工事例ページは単なる写真集ではなく、お客様の信頼を獲得する最強の営業ツールなのです。

Before→After写真で変化を明確に見せる

リフォームで最も重要なのは「どれだけ変わったか」です。After(完成後)の綺麗な写真だけでなく、必ずBefore(工事前)の写真と並べて掲載しましょう。

Before→Afterを比較することで、リフォームの効果が一目瞭然になり、お客様は「こんなに変わるんだ!」と驚きと期待を持ちます。写真は明るい場所で、同じ角度から撮影することがポイントです。暗くてぼやけた写真では変化が伝わりません。

また、全体写真だけでなく、細部のこだわりや使いやすくなった部分のアップ写真も追加すると、より説得力が増します。

例えばキッチンなら、収納の内部や水栓の使い勝手など、実際に使う人の目線での写真があると「この会社は細かいところまで考えてくれる」と好印象を与えられます。写真は言葉以上に多くを語ります。

工事の詳細情報をしっかり記載する

写真だけでは伝わらない情報を、文章でしっかり補足しましょう。お客様が最も知りたいのは「費用」「工事期間」「どんな材料を使ったか」です。

例えば「マンションのキッチンリフォーム 費用:120万円(税込) 工事期間:5日間 システムキッチン:◯◯社製」のように具体的に書きます。また、お客様がどんな悩みを持っていて、どう解決したのかのストーリーも重要です。

「築25年で収納が少なく料理がしづらい」という悩みに対して「吊り戸棚を追加し、引き出し式収納で取り出しやすく改善」など、課題と解決策をセットで説明すると、同じ悩みを持つ方が「自分にも当てはまる」と感じます。

工事中の配慮(養生や近隣挨拶など)も書くと、丁寧な仕事ぶりが伝わり信頼度が上がります。

様々なパターンの事例を豊富に掲載する

お客様の状況は一人ひとり異なります。マンションか戸建てか、予算は多いか少ないか、家族構成や年齢層も様々です。だからこそ、できるだけ多くのパターンの施工事例を掲載することが大切です。

「マンション・戸建て」「キッチン・浴室・トイレ」「50万円以下・100万円前後・200万円以上」など、カテゴリー別に整理すると、お客様が自分に近い事例を見つけやすくなります。また「高齢の親との同居のためのバリアフリー化」「子育て世代の収納強化」「ペットと暮らす工夫」など、目的別の事例も効果的です。

最低でも20〜30件の事例があると「実績が豊富な会社だ」と評価されます。過去の工事写真を整理し、継続的に追加していく仕組みを作りましょう。多様な事例は会社の対応力の証明になります。

不安を解消する「料金・サービス説明」を明確にする

リフォームで最もお客様が不安に感じるのは「いくらかかるのか分からない」「どんな流れで進むのか分からない」という点です。ホームページに料金やサービスの流れが明確に書かれていないと、お客様は問い合わせをためらってしまいます。

「詳しくはお問い合わせください」だけでは不親切で、他社と比較検討する材料すら与えられません。

逆に、料金の目安や工事の進め方を正直に開示している会社は「隠し事がなく誠実だ」と信頼されます。高額な買い物だからこそ、お客様は事前にできるだけ多くの情報を得て納得してから決めたいのです。料金表や工事の流れ、よくある質問などを丁寧に掲載することで、お客様の不安を取り除き、安心して問い合わせできる環境を作りましょう。

透明性の高い情報提供が、成約率を高める鍵です。

曖昧な表現をやめて具体的な料金を示す

「リーズナブルな価格で」「お客様に合わせた柔軟な対応」といった抽象的な表現は、お客様には何も伝わりません。具体的な料金の目安を提示することが信頼への第一歩です。例えば「システムキッチン交換:80万円〜150万円」「ユニットバス入れ替え:70万円〜120万円」のように幅を持たせた価格帯を示しましょう。もちろん現場の状況で変動することは当然ですが、「◯◯の場合は追加費用が発生します」と条件も明記すれば、お客様は納得できます。また「見積もり無料」「追加費用は必ず事前相談」など、料金に関する安心材料も併せて記載します。料金を隠すのではなく、正直に伝える姿勢が「この会社は信頼できる」という印象を与え、結果的に問い合わせのハードルを下げることに繋がります。

サービスの流れを分かりやすく説明する

初めてリフォームをする方にとって、「どんな手順で進むのか」は大きな不安要素です。ホームページには「お問い合わせ→現地調査→お見積もり→ご契約→工事→お引き渡し」といった流れを、ステップごとに分かりやすく図解付きで説明しましょう。それぞれのステップで「何日かかるのか」「お客様は何をすればいいのか」「費用はいつ支払うのか」まで具体的に書くと親切です。

特に「現地調査は無料で30分程度」「見積もりは3日以内に提出」「工事中の生活への配慮(養生や清掃)」など、お客様が気になるポイントを先回りして説明すると安心感が生まれます。また「工事後のアフターフォロー」や「保証内容」についても明記することで、長く付き合える会社だと認識してもらえます。

流れが明確なほど、お客様は安心して一歩を踏み出せます。

よくある質問に先回りして答える

お客様が問い合わせ前に知りたいことは、ある程度パターン化されています。

「見積もりは無料ですか?」「相談だけでも大丈夫?」「工事期間中は家にいないとダメ?」「ローンは使えますか?」「追加費用は発生しますか?」など、これらの疑問にあらかじめ答えるFAQ(よくある質問)ページを作りましょう。

実際に過去のお客様から聞かれた質問をリストアップすれば、リアルで役立つFAQになります。回答は専門用語を避け、誰でも理解できる言葉で丁寧に説明します。また「小さな工事でも対応できますか?」「古い家でもリフォームできますか?」といった遠慮がちな質問にも「もちろん大丈夫です」と背中を押す言葉を添えると効果的です。

FAQを充実させることで、電話やメールでの同じ質問対応も減り、業務効率化にも繋がります。

スマホで見やすい「表示速度と操作性」を確保する

現在、リフォームを検討する方の約7割以上がスマートフォンでホームページを見ています。パソコンで見たときは綺麗に表示されていても、スマホで見ると文字が小さすぎて読めない、ボタンが押しにくい、表示が崩れているといった問題があれば、お客様はすぐに離れてしまいます。

また、ページが開くまでに時間がかかりすぎると、待ちきれずに他社のホームページへ移動されてしまいます。統計では、表示に3秒以上かかるとページを閉じる人が半数を超えるとも言われています。どんなに良い内容を載せていても、スマホで快適に見られなければ意味がありません。

スマホ対応は今や必須条件です。自分のスマホで実際にホームページを開いて、お客様の目線で使いやすさを確認してみましょう。改善の余地が必ず見つかるはずです。

スマートフォンでの見え方を最優先にチェック

今やホームページはパソコンよりスマホで見られることが圧倒的に多い時代です。まずは自分のスマホで自社のホームページを開いてみてください。文字は読みやすい大きさですか?

写真は見やすく表示されていますか?ボタンは指で押しやすいサイズですか?

横にスクロールしないと全体が見られないような作りになっていませんか?

スマホでは画面が小さいため、パソコン用に作ったデザインをそのまま縮小すると、非常に見づらくなります。文字サイズは最低でも16ピクセル以上、ボタンは指で押しやすいように大きめに、電話番号はタップするだけで発信できる仕様にしましょう。また、縦長の画面に合わせて情報を整理し、重要な内容ほど上に配置します。

家族や従業員など複数人のスマホで確認し、幅広い機種で問題なく表示されるか確認することも大切です。

ページが開くまでの時間を短縮する

ホームページを開いたとき、画面が真っ白なまま何秒も待たされた経験はありませんか?

お客様も同じ気持ちです。表示が遅いと「このホームページは使いづらい」と判断され、すぐに閉じられてしまいます。表示速度が遅くなる最大の原因は、写真のファイルサイズが大きすぎることです。デジカメやスマホで撮った写真をそのまま使うと、1枚で数メガバイトになることもあり、これが読み込みを遅くします。

写真は必ず圧縮してからアップロードしましょう。無料の画像圧縮ツールを使えば、見た目の品質を保ったまま軽量化できます。また、トップページに動画を埋め込んでいる場合も表示が遅くなる原因です。

Googleの「PageSpeed Insights」という無料ツールで自社サイトの速度を測定し、改善点を確認することもできます。速さは快適さであり、お客様への配慮です。

どのページからでも問い合わせできる導線

お客様が「相談したい」と思うタイミングは予測できません。トップページで興味を持つ方もいれば、施工事例を見て決心する方、料金表を見て問い合わせる方もいます。

だからこそ、どのページを見ていても、すぐに問い合わせできる導線を作ることが重要です。最も効果的なのは、画面下部に常に表示される「固定フッターボタン」です。「無料見積もり」「電話する」「LINEで相談」などのボタンを配置し、ページをスクロールしても常に表示されるようにします。

これなら、どのページのどの位置にいても、ワンタップで問い合わせできます。また、お問い合わせフォームの入力項目は最小限に絞りましょう。名前、電話番号、簡単な相談内容だけで十分です。

項目が多すぎると面倒になって離脱されてしまいます。簡単に連絡できる仕組みが問い合わせ数を増やします。

地域のお客様に見つけてもらう「基本情報」を整える

リフォーム工事は基本的に地域密着型のビジネスです。遠方の業者に頼む方はほとんどいないため、お客様は「自分の住んでいる地域に対応してくれる会社」を探しています。

しかし、ホームページに対応エリアや会社の所在地が分かりにくいと、せっかく近所のお客様が訪問しても「うちは対応してもらえるのかな?」と不安になり、問い合わせをためらってしまいます。

会社名や電話番号、住所、営業時間といった基本情報は、必ずホームページの分かりやすい場所に掲載しましょう。また、GoogleマップやGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)との情報の一致も重要です。

情報がバラバラだと信頼性が下がるだけでなく、検索エンジンからの評価も下がってしまいます。

基本情報を正確に整えることが、地域集客の第一歩です。

対応エリアを具体的に明記する

「◯◯県全域対応」といった曖昧な表現では、お客様は自分の地域が本当に対応範囲なのか判断できません。

「横浜市、川崎市、藤沢市対応」のように、市区町村名を具体的に列挙しましょう。さらに詳しく「横浜市(全区対応)」や「世田谷区、目黒区、渋谷区など東京都西部エリア」と書くと、より親切です。

対応エリアのページを作り、地図で視覚的に示すのも効果的です。また、対応エリア外でも「ご相談ください」と柔軟性を示す一文があると、境界線付近のお客様も問い合わせしやすくなります。重要なのは、お客様が「うちは対応してもらえる」と明確に分かることです。

地域名を明記することで、その地域で検索した方にホームページが表示されやすくなるSEO効果もあります。

対応エリアの明記は地域密着型ビジネスの基本です。

会社情報で信頼性をアピールする

初めて問い合わせする会社について、お客様は「本当に信頼できる会社なのか」を気にしています。

会社概要のページには、社名、代表者名、所在地、電話番号、創業年数、資格や許認可、従業員数、年間施工件数などを正確に記載しましょう。特に「創業25年」「年間施工実績300件」「一級建築士在籍」といった具体的な数字は、実績と信頼性の証明になります。

また、代表者や職人の顔写真と簡単なプロフィールを載せると、顔が見える安心感が生まれます。

「どんな人が来るのか分からない」という不安を解消できるからです。建設業許可番号や加盟団体、保険加入状況なども記載すれば、さらに信頼度が高まります。会社情報は単なる事務的なページではなく、お客様の信頼を獲得するための重要なコンテンツです。

手を抜かず丁寧に作りましょう。

Googleビジネスプロフィールと情報を統一

Googleで「横浜市 リフォーム」と検索すると、検索結果に地図と一緒に会社情報が表示されます。

これがGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)です。多くのお客様がここから会社を見つけるため、ホームページと同じくらい重要なツールです。

ここに登録されている会社名、住所、電話番号、営業時間が、ホームページの情報と完全に一致しているか確認してください。情報が食い違っていると、Googleからの評価が下がり、検索結果に表示されにくくなります。また、Googleビジネスプロフィールには写真や投稿機能、口コミ機能もあります。

施工事例の写真をこまめに追加し、お客様からの口コミには必ず返信しましょう。

誠実な対応が新しいお客様の信頼にも繋がります。無料で使える強力な集客ツールを最大限活用しましょう。

まとめ

リフォーム会社のホームページで見直すべき3つのポイントは、「トップページ」「施工事例」「料金・サービス説明」です。トップページでは3秒で会社の強みを伝え、問い合わせしやすい導線を作ること。施工事例ではBefore→After写真と詳細な説明で信頼を獲得すること。料金説明では曖昧な表現を避け、具体的な金額やサービスの流れを明示することが重要です。

さらに、スマホでの見やすさと表示速度、地域名を含む基本情報の整備も欠かせません。これらは特別な技術がなくても、今日から改善できる内容ばかりです。

ホームページは作って終わりではなく、お客様の目線で継続的に見直していくものです。まずは一つずつ改善を始めてみてください。小さな変化の積み重ねが、問い合わせ数の増加に繋がります。お客様に選ばれるホームページを目指しましょう。

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