リフォーム会社や工務店のホームページを作っても、「なかなか問い合わせが増えない…」と感じていませんか?
今の集客では、ホームページだけでなく、SNSを活用して“知ってもらう”ことが欠かせません。
InstagramやX(旧Twitter)、TikTokを上手に使えば、施工事例やスタッフの人柄を伝えながら、自然とホームページへ誘導することができます。
この記事では、リフォーム会社・工務店がSNSを活用してアクセスを増やすための3つの方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
SNSを活用する前に知っておきたい3つの準備ポイント
リフォーム会社や工務店がSNSを活用してホームページへのアクセスを増やすには、投稿を始める前の“準備”が非常に重要です。
何となく施工写真を投稿するだけでは、見てもらえても「問い合わせ」にはつながりません。
SNSで成果を出すには、まず「何を」「誰に」「どう伝えるか」を整理しておく必要があります。
ここでは、成果を出すための3つの基本準備を解説します。
ホームページの目的をはっきりさせよう
まず最初に明確にしておきたいのが、ホームページの目的 です。
リフォーム会社であれば、「問い合わせを増やしたい」「見積もり依頼を増やしたい」「資料請求をしてもらいたい」など、何をゴールにするのかをはっきり決めましょう。
目的が明確になると、SNSの投稿内容にも一貫性が生まれます。
例えば、外壁塗装が得意な会社であれば、投稿内容も「外壁の劣化サイン」「塗装のタイミング」「施工後のビフォーアフター」など、見込み客が“気になる情報”に絞ることができます。
一方、目的を決めずに投稿してしまうと、「結局この会社は何をしているのか」が伝わらず、せっかくの発信が無駄になってしまいます。
ホームページとSNSのゴールを同じ方向に合わせることで、投稿の意味が明確になり、結果としてアクセスや問い合わせが増えていきます。
SNSごとに“得意分野”が違うことを理解しよう
SNSにはそれぞれ得意分野があります。
特にリフォームや工務店業界では、Instagram・X(旧Twitter)・TikTok をうまく使い分けることで、集客効果が大きく変わります。
- Instagram:ビジュアル重視。施工事例・ビフォーアフター・現場の様子を見せるのに最適。今は“画像よりリール動画”が主流です。短い動画で施工風景や完成の瞬間を見せると、信頼と興味が同時に伝わります。
- X(旧Twitter):拡散力が強く、短い情報発信に向いています。リフォームに関する豆知識や補助金情報などをつぶやくことで、認知度を広げられます。
- TikTok:動画の印象力が抜群。職人の作業風景やスタッフの人柄を伝えると、視聴者に「この人にお願いしたい」と思ってもらえる効果があります。
どのSNSも“全部やる”必要はありません。
自社の得意分野と相性のいいSNSを選び、まずは1つから始めることが成功の近道です。
プロフィールとリンク設定を整えておこう
SNSのプロフィールは、いわば「お客様が最初に見る会社案内」です。
ここが整っていないと、せっかく投稿を見て興味を持ってくれた人も、ホームページまでたどり着けません。
プロフィールでは、
- 会社名と地域(例:「大阪の外壁・内装リフォームなら◯◯工務店」)
- 提供サービス(「水回り・外壁・内装リフォーム対応」など)
- ホームページへの導線(「施工事例はこちら」「無料見積もりはこちら」など)
を明確に記載しましょう。
また、プロフィール欄にはホームページURLを必ず貼り、「詳しくはサイトへ」「施工実績はこちら」と行動を促す一文を添えるのがポイントです。
プロフィールとリンク設定を整えるだけでも、ホームページへのアクセス率は確実に上がります。
SNS投稿に力を入れる前に、まずは“土台”を整えることから始めましょう。
Instagramでホームページに人を集める方法
リフォーム会社や工務店にとって、Instagramは“信頼を伝えるための最強のツール”です。
施工のビフォーアフターや現場の雰囲気、職人の仕事ぶりを視覚的に見せることで、文字だけでは伝わらない「安心感」や「技術力」を感じてもらえます。
ここでは、Instagramを使って自然にホームページへのアクセスを増やすための具体的なポイントを紹介します。
統一感ある写真・リール動画で“ブランドの世界観”を作る
Instagramでは、アカウント全体の“統一感”が信頼を生みます。
投稿の色味・トーン・撮影角度をそろえることで、「この会社らしさ」が自然と伝わり、フォロー率が上がります。
特に最近は静止画よりも リール動画 が主流。
リフォームのビフォーアフターをテンポよくまとめた15〜30秒の動画は、目に留まりやすく、多くの人に表示されやすい傾向にあります。
たとえば:
- 「キッチンリフォーム Before→After」
- 「職人が現場で塗装している瞬間」
- 「お客様の声+完成後の映像」
このような短い動画を定期的に投稿するだけでも、「仕事が丁寧そう」「実績が豊富そう」といった印象を与えられます。
見た目の統一感と動画のテンポを意識することで、“プロ感”が伝わりやすくなり、ホームページへのアクセスも自然と増えます。
ストーリーズで“職人の人柄”や“日常”を発信する
リフォームや工務店の集客では、「どんな人が施工してくれるのか?」という安心感が何より重要です。
その“人柄”を伝えるのに最適なのが ストーリーズ です。
日常の現場風景や、作業の裏側、スタッフ同士のちょっとした会話などを投稿することで、フォロワーとの距離がぐっと縮まります。
「親しみやすい」「信頼できる会社」という印象を持ってもらえれば、ホームページを見に来てくれる確率も格段に上がります。
さらに、ストーリーズには リンクスタンプ を活用しましょう。
「詳しい施工事例はこちら」「見積もりフォームはこちら」など、自然な流れでホームページに誘導することで、押しつけ感なくアクセスを増やせます。
プロフィールリンクを上手に使ってアクセスを増やす
Instagramの投稿にはURLを直接貼れないため、プロフィール欄のリンクがアクセスアップの鍵を握ります。
プロフィールの書き方とリンクの設置方法を工夫するだけで、クリック率は大きく変わります。
プロフィール文では、
「大阪市の水回り・内装リフォームなら◯◯工務店」
「地域密着×自社施工|安心の無料見積もり受付中」
のように、地域名+強み+行動を促す言葉をセットで入れましょう。
そしてURLの前に「施工事例はこちら」「無料相談はこちら」などの一言を添えると、クリック率がさらに上がります。
複数ページ(事例・ブログ・問い合わせフォームなど)を紹介したい場合は、Lit.linkやLinktreeを使うと便利です。
どのデバイスから見ても見やすく、ユーザーが迷わず目的のページへたどり着けます。
X(旧Twitter)で拡散してアクセスを増やす方法
リフォーム会社や工務店にとって、X(旧Twitter)は「認知を広げる」ための非常に有効なSNSです。
InstagramやTikTokのように見せる力は強くありませんが、短い文章で“想い”や“専門性”を伝えられるのが最大の魅力。
特に、地域密着型の工務店が地元のお客様に知ってもらうきっかけとして活用するケースも増えています。
ここでは、Xを活用してホームページへのアクセスを増やすための具体的な発信ポイントを解説します。
最初の1行で心をつかむツイートを意識する
Xは、タイムラインを流し読みするユーザーが多く、投稿が一瞬で埋もれてしまうことも珍しくありません。
だからこそ、最初の1行目で「おっ」と思わせる工夫が重要です。
例えば:
「築20年の外壁が、ここまでキレイになります。」
「5分で分かる!リフォーム費用を抑える3つのコツ」
といったように、数字や変化を入れたキャッチコピーが効果的です。
最初の一文で興味を引いたあとに、具体的な内容や写真を添えると最後まで読まれやすくなります。
また、ツイートの最後に「詳しくは施工事例ページで紹介中👇」とホームページへの誘導文を添えることで、自然にアクセスにつなげることができます。
💡実践ポイント
・投稿の1行目は“キャッチコピー”のつもりで書く
・数字(例:3つのコツ、10年持つ方法)や変化(Before→After)を入れる
・最後にホームページへの導線を忘れずに
共感を呼ぶ内容で“いいね”と“リポスト”を増やす
Xでは、情報よりも「共感」が拡散のカギになります。
フォロワーが「わかる!」「それ自分も!」と思うような投稿は、自然とリポスト(拡散)されやすくなります。
たとえば、
- サービスを始めたきっかけ
- 失敗した経験や学び
- お客様の嬉しい声やエピソード
こうした「人間味のある内容」は、信頼を得るだけでなく、あなたのホームページにも興味を持ってもらうきっかけになります。
🔸実践アドバイス:
毎回宣伝だけの投稿ではなく、「体験談→気づき→行動の提案」という形を意識してみましょう。
「詳しくはプロフィールのリンクから」と締めくくることで、自然な導線が生まれます。
固定ツイートでホームページに誘導する
あなたのプロフィールを訪れる人が最初に目にするのが「固定ツイート」です。
このスペースを上手に使えば、ホームページへの導線を常に確保できます。
たとえば、
- 最新のキャンペーンやお知らせ
- 自己紹介とホームページへの案内
- サービス紹介ページのリンク
などを固定しておくことで、「この人が何をしているのか」が一目でわかります。
🔸実践アドバイス:
固定ツイートには「行動を促す一文」を必ず添えましょう。
「ご予約・お問い合わせはホームページからどうぞ👇」
この一文があるだけでクリック率は格段に上がります。
また、定期的に固定ツイートを見直すことも大切です。内容が古いままだと信頼を損ねてしまうので、最新情報に更新しておきましょう。
TikTokで動画からホームページへ誘導する方法
TikTokは、短い動画で“リアルな空気感”を伝えられるSNSです。
リフォーム会社や工務店にとっては、施工中の様子や職人のこだわりを見せる絶好のチャンス。
文章では伝わりにくい技術力や誠実さを、映像で“体感”してもらうことで、
「この会社なら安心して任せられそう」と思ってもらえるきっかけになります。
ここでは、TikTokで自然にホームページへ誘導するためのポイントを3つ紹介します。
最初の3秒で興味を引く構成にする
TikTokでは、最初の3秒でユーザーの関心をつかめるかどうかが勝負です。
リフォーム業界であれば、“変化”や“結果”がひと目で分かる動画が特に効果的です。
例えば:
- 「築30年のキッチンがここまで変わりました!」
- 「職人が1日で仕上げる外壁塗装の裏側」
- 「お客様の“わぁ!”が聞けた瞬間」
このように“結果→過程”の順で見せると、視聴者が最後まで見たくなります。
特にビフォーアフターはリフォーム業界ならではの強力なコンテンツ。
変化のインパクトがある動画ほど、コメントや保存、シェアが増えやすくなります。
💡実践アドバイス
- 最初の3秒に「驚き」や「変化」を入れる
- 動画の長さは15〜30秒がベスト
- テロップで「Before」「After」を明確に表示
トークや字幕で自然にホームページを紹介する
動画の中で「ホームページはこちら!」と直接的に言うよりも、
会話の流れや字幕の中で“自然に”ホームページを紹介する方が効果的です。
たとえば:
「この施工の詳細は、プロフィールのリンクから見られます。」
「他の事例は、公式サイトにまとめてます!」
といったように、やわらかいトーンで紹介すると視聴者も抵抗なくアクセスしてくれます。
また、音声を聞かない視聴者も多いため、テロップで補足説明を入れるのがポイント。
「素材」「施工日数」「費用の目安」などをテロップで入れるだけでも、動画の価値がぐっと上がります。
💡実践アドバイス
- 会話の中で自然に“サイトを見てね”を伝える
- テロップで専門情報を短く補足
- 最後の3秒で「詳しくはプロフィールへ⬇️」などの一言を入れる
プロフィールリンクとコメント欄を活用する
TikTokでは、動画の本文に直接リンクを貼ることができません。
そのため、プロフィール欄のリンク設定が非常に重要になります。
プロフィールには、地域名とサービス内容を明確に書きましょう。
「名古屋市の外壁・内装リフォーム専門|株式会社〇〇」
といった形で、何をしている会社なのかが一目でわかるようにします。
また、リンクの前に「施工事例はこちら」「無料相談受付中」などの一文を添えるとクリック率が上がります。
さらに、コメント欄にも軽くホームページの存在を触れておくと効果的です。
「この施工の詳細は、公式サイトで写真付きで紹介しています!」
こうした“自然な誘導”が、見た人を押しつけ感なくホームページへ導きます。
💡実践アドバイス
投稿後のコメント返信でも「施工写真をHPで見られます」と促す
プロフィール欄は“地域名+サービス内容+行動促進”を意識
コメント欄に「サイトで詳細公開中!」と入れる
SNS全体で成果を上げるための共通ポイント
Instagram・X・TikTokなど、SNSを上手に活用している会社ほど共通しているのが「一貫した目的と導線設計」です。
リフォーム業界では、SNSをバラバラに使うよりも、“つなげて活かす”ことが成果を大きく左右します。
ここでは、SNS全体で効果を最大化するために意識すべき3つの共通ポイントを解説します。
投稿→誘導→分析の流れを意識する
SNS運用は「投稿して終わり」ではありません。
大切なのは、投稿 → ホームページ誘導 → 分析 → 改善 という流れを繰り返すことです。
たとえば、Instagramのリールで施工事例を紹介したら、
次はその動画をきっかけに「ホームページの施工実績ページ」へ誘導する。
そのうえで、GoogleアナリティクスやSNSインサイトを使って「どの投稿からアクセスが増えたか」を確認します。
数字を見ることで、
「どんな内容の投稿が反応されやすいか」
「どの時間帯に投稿するとクリック率が上がるか」
といった改善点が見えてきます。
SNS投稿とホームページ内容を一致させる
SNSとホームページの内容が“ちぐはぐ”だと、せっかく来てくれた人もすぐに離脱してしまいます。
SNSでは「親しみやすい投稿」でも、ホームページが無機質なデザインや難しい言葉ばかりだと、
「思っていた雰囲気と違う」と感じられてしまうのです。
リフォーム会社や工務店にとって、統一感=信頼感です。
Instagramでやわらかい雰囲気を出しているなら、ホームページの写真や言葉も同じトーンに。
Xで職人のこだわりを発信しているなら、ホームページでも「施工の流れ」や「スタッフ紹介」で同じ熱量を見せましょう。
無理なく続けられる運用リズムを作る
SNSは「継続」が一番の信用です。
最初だけ頑張っても、更新が止まると“活動していない会社”のように見られてしまいます。
大切なのは、無理なく続けられるペースを決めて習慣化すること。
たとえば:
- 週1回:現場の写真や動画を投稿
- 週1回:スタッフ紹介や豆知識を投稿
- 月1回:キャンペーンや施工事例を紹介
このくらいの頻度でも十分に効果があります。
「続けるための仕組み」を作ることで、SNSが会社の資産になっていきます。
まとめ
リフォーム会社や工務店の集客で成果を上げるには、
「SNSで知ってもらい、ホームページで信頼を深める」この流れを意識することが大切です。
Instagramでは施工事例やリール動画で世界観を伝え、
X(旧Twitter)では知識や想いを拡散し、
TikTokでは職人の人柄や技術力を映像で伝える。
この3つをバラバラに使うのではなく、“一つの導線”としてつなげることで、
お客様が「この会社にお願いしたい」と思うきっかけが自然に生まれます。
SNSは今や、リフォーム会社の「信頼を育てる場所」。
そしてホームページは、その信頼を「問い合わせ」につなげる場所です。
この2つを連携させることで、広告費に頼らない“本質的な集客力”が手に入ります。
SNSを使っているのに、ホームページのアクセスが増えない…
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